祝 令和2年度第56回卒業式

春のような明るく暖かい日となった3月1日、3年生390名が本校を卒業しました。卒業生答辞は、音楽科生徒のピアノ、フルートの演奏の中で行われました。

―卒業生答辞より―

当たり前が当たり前でなくなったこの1年。やりたいことができずうまく行かない日々にいら立ったこともあります。コロナ禍と呼ばれるこの時代に高校生であった私たちは多くの制限を強いられました。この先の人生、今以上の様々な困難が訪れるかもしれません。それでも私たち石高生は石山高校で学んだ3年間を通じ、学び続けて得た英知をもってし、困難に立ち向かい、打ち勝ち、あらゆる苦難を乗り越えてゆけるはずです。それこそが、苦しみながらも学び続けてきた理由だと考えます。

これまでの日常がこれからはないのだと思うと寂しく感じます。けれどこの石山高校での沢山の思い出を胸に、一歩一歩前へと進んで行きます。